国宝絵巻《鳥獣戯画》
「丁巻」
《鳥獣戯画》解説動画もついに最終回。
今回は最後の第四巻目、「丁巻」の内容を扱います。
本巻の特徴
- この「丁巻」には「甲巻」や「丙巻」後半に登場した擬人化された動物たちも、「乙巻」に描かれた自然なふるまいを見せる動物たちも登場しません。
- 「丙巻」の前半と同様、「丁巻」の主人公は人間たちです。
- そして、この人間たちが、甲巻や丙巻の動物や人間たちと同じく、様々なイヴェントや遊びに参加します。
- この「丁巻」で人間たちが携わる様々な催し、よくみると「甲巻」や「丁巻」と対応しているようです。
- また他の巻で使用されていた絵巻物に特有の表現も、この「丁巻」ではこれまでになく積極的に用いられています。
- このように複数の点で《鳥獣戯画》全四巻のまとめとなる「丁巻」の解説動画、どうぞ最後までご覧ください。
コメント
コメントを投稿