【作品解説動画】徹底解説!日本の仏像①「飛鳥時代」:仏教伝来直後の日本で作られた輝く如来と菩薩

日本の仏像①

「飛鳥時代」

今回から始まる「徹底解説!日本の仏像」シリーズ、
第1回の本動画では6世紀~8世紀の飛鳥時代に造られた仏像を扱います。


日本に仏像が伝わってすぐの時期に、中国大陸や朝鮮半島で造られた仏像のスタイルの影響のもとに制作された、飛鳥時代の日本の仏像。この飛鳥時代の仏像について、制作時代の日本の宗教の状況、像の表現様式、そして国外の像から影響を受けた表現までを扱います。このシリーズでは特に、具体例としては国内外の美術館・博物館で出会うことができる仏像を取り上げながら、各時代の日本の仏像の特徴を明らかにします。 使用BGM: 以下のフリー音楽素材を使用しています。 ☆動画内使用BGM: 以下のフリー音楽素材を使用しています。 フリーBGM素材「流るる時」 視聴ページ→
https://dova-s.jp/bgm/play4613.html ☆動画内使用素材の著作権 動画内で使用した造形作品に関しては、すべて著作者の死亡日が属する年の翌年から起算し120年以上経過しています。そのため、どの作品についても作者死後70年間の著作権を保障する日本の「著作権法」第51・52・53・57条の規定により著作権保護期間が満了しています。 ☆造形作品撮影写真の著作権 絵画等の平面造形作品を撮影し平面の写真を作成した場合には、その写真に対して創作性が確認されないため、著作物性は認められません。一方で、立体造形を撮影した写真には著作物性が認められます。そのため動画内では立体作品については「クリエイティブ・コモンズ」、「パブリック・ドメイン」・「Colbaseで利用が許可されている作例」の作品写真を使用し、その利用の事実および形態を動画の「説明」内にて明記しています。 ☆美術品所有者の権利 著作権法上、「著作権の消滅後は[…]著作権者の有していた著作物の複製権等が所有者に復帰するのではなく、著作物は公有(パブリック・ドメイン)に帰し、何人も、著作者の人格的利益を害しない限り、自由にこれを利用しうる」とされています(参考:「顔真卿自書建中告身帖」事件最高裁判決(1984年) cf. 判例集・民集38巻1号1頁)。 ☆素材の改変 また上述の判例中で言及される「著作者人格権」(著作権法60条)には、作者の意に反した作品改変を禁じる「同一性保持権」(同20条)が含まれ、同権利を主張可能な遺族は作者の配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹(同116条)とされています。これに関して、動画内で取り上げた作者死亡後120年以上が経過する素材に関しては、2021年時点で権利者存命の可能性はほぼないと考えられます。 「Colbaseで利用が許可されている作例」 以下の「ColBase」を出典とする画像を加工(トリミング等)し動画内で使用しました。 《遮光器土偶》(しゃこうきどぐう) 縄文時代(晩期)・前1000-前400年 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 土製 高:34.2 cm 幅:25.3 cm 厚:9.5 cm 重量:1440 g 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/J-38392?locale=ja) 《埴輪:盛装女子》(はにわ:せいそうじょし) 古墳時代・6世紀 群馬県伊勢崎市豊城町横塚出土 土製 高:126.5 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/J-20915?locale=ja) 《如来および両脇侍立像》 法隆寺宝物 3軀 朝鮮・三国時代・6-7世紀 銅製鋳造鍍金 像高 中尊:28.1 cm 左脇侍: 20.9 cm 右脇侍: 20.6 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-143?locale=ja) 《菩薩頭部》(ぼさつとうぶ)北魏時代・6世紀中国河南省龍門石窟賓陽中洞石灰岩東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/TC-465?locale=ja) 《如来立像》 (にょらいりゅうぞう) 法隆寺宝物 飛鳥時代・7世紀 木造漆箔 像高:52.6 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-193?locale=ja) 《菩薩立像》 (ぼさつりゅうぞう) 飛鳥時代・7世紀、 木造、彩色、 像高:93.7 cm、 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/C-217?locale=ja) 《観音菩薩立像》法隆寺宝物 飛鳥時代・7世紀 銅製鋳造鍍金 像高:29.2 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-180?locale=ja) 《観音菩薩立像》法隆寺宝物 飛鳥時代・7世紀 銅製鋳造鍍金 像高:23.0 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-167?locale=ja) 《観音菩薩立像》(かんのんぼさつりゅうぞう) 法隆寺宝物 1躯 飛鳥時代・7世紀 銅製鋳造鍍金 像高:23.3 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-166?locale=ja) 《如来坐像》(にょらいざぞう)法隆寺宝物、飛鳥時代・7世紀、銅製、鋳造、鍍金、坐高:30.8cm、東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-145?locale=ja) 《菩薩半跏像》(ぼさつはんかぞう)飛鳥時代・7世紀、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山出土、銅鋳造、東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/E-14846?locale=ja) 《菩薩半跏像》(ぼさつはんかぞう) 三国時代・7世紀 銅造鍍金 総高:16.3 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/TC-669?locale=ja) 《観音菩薩立像》法隆寺宝物 飛鳥時代・7世紀 銅製鋳造鍍金 像高:23.0 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-167?locale=ja) 《観音菩薩立像》法隆寺宝物 飛鳥時代・7世紀 銅製鋳造鍍金 像高:29.2 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-180?locale=ja) 《如来立像》(にょらいりゅうぞう) 三国-統一新羅時代・7世紀 朝鮮 銅造 高:17.7 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/TC-662?locale=ja) 《如来立像》 (にょらいりゅうぞう) 三国-統一新羅時代・7世紀 朝鮮 銅鋳造 鍍金 高:20.5 cm 九州国立博物館出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/kyuhaku/C58?locale=ja) 《観音菩薩立像》(かんのんぼさつりゅうぞう) 法隆寺宝物 1躯 飛鳥時代・7世紀 銅製鋳造鍍金 像高:23.3 cm 東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-166?locale=ja) 《観音菩薩立像》 (かんのんぼさつりゅうぞう) 飛鳥時代(白鳳期)・7世紀 銅造、像高:31.1 cm 奈良国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/narahaku/1183-0?locale=ja) 《誕生釈迦仏立像》(たんじょうしゃかぶつりゅうぞう)飛鳥時代(白鳳期)・7世紀、銅造、鋳造(一鋳)、ムク、像高:11.8 cm、奈良国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/narahaku/1313-0?locale=ja) 《観音菩薩立像》(かんのんぼさつりゅうぞう)隋時代・開皇5年(585)中国河北省大理石東京国立博物館 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/TC-376?locale=ja)

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