「ゴッホ展」出品作を徹底解説!㉑: ゴッホ《草地の木の幹》(1890年 クレラー=ミュラー美術館)

🌻東京都美術館で2022年12月18日まで開催の「ゴッホ展―響きあう魂」に展示されている作品の解説動画🎦、21作目の今回は、ゴッホが南フランスに滞在している時代、1890年に描いた風景画、クレラー=ミュラー美術館が所蔵する《草地の木の幹》をとりあげました🎬

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この草原の片隅を描いた作品の中には、パリ滞在時代と、サン=レミ滞在時代の作品に特有の、モチーフと構図が組み合わせられたような表現を確認することができます。すなわち本作は、ゴッホのキャリア後半を特徴づける、フランス滞在時代に身に着けた絵のスタイルを、総括するかのような性質を持っており、この点でゴッホの作品の中でも重要な一点となっているということができます。

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動画🎦では、この重要な風景画について、ディティールの描写から、細かく使い分けられた絵筆🖌のタッチの種類まで、詳しく解説します。ご覧いただけましたら幸いです。

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画面の一番奥には、木の間、草地の間を流れる、水色の小川。
その左右に、青や緑で塗られた木、白い花のある茂みが並びます。

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手前の草地には白い花が咲き乱れています。
草は垂直方向に伸びる細長いタッチで描かれています。
葉の部分の色には、黄緑、深緑、水色まで、幅広い色彩が認められます。

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本作一番の見どころの、画面左にクローズアップされて目立つ木の幹。
画面左端に大きく木を描く手法は、前年の《夕暮れの松の木》にも使用されています。
ふたつに分かれた木の幹には、水色、黒、赤、黄色までの絵の具が塗られています。
このような色彩と、大胆なタッチで走る筆遣いは、バスキアを思わせるところも。

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✋まだのようでしたら、動画もぜひご覧ください👇


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併せてご覧ください。👉「ゴッホ展」再生リスト🌞

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