作品解説動画🎦虎アート:絵画作品―尾形光琳から長澤蘆雪まで

作品解説動画🎦虎アート:絵画作品

🍓江戸時代の虎の絵🐯★ 本年の干支である虎🐅をモチーフにした絵を取り上げるこのシリーズ。


①尾形光琳《竹虎図》

🍓江戸時代の虎の絵🐯★ まずは、尾形光琳《竹虎図》(江戸時代・18世紀 京都国立博物館)を取り上げました。

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🍓画材の使用の多様性🐯★ 様々な濃さの墨と、太さが異なる筆のタッチ。
★ その筆遣いで、かわいらしくえがいた虎。
★ 京都国立博物館の公式キャラクター「トラりん」のモデルにもなった虎の絵です。

②片山楊谷《白虎図》

🍓こちらは白い虎🐯★ 続いては片山楊谷《白虎図》(江戸時代・18世紀後半)を取り上げました。


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🍓🐯白と金の彩色★ 虎の毛皮に用いている色は、黄色ではなく、白。
★ そして顔の要所要所にきらめく金を部分的に使用。
★ これは、神秘的な、超自然の存在である「四神」を描くための色使いです。
★ 西の方角を守護する白虎の輝く目や、金色のひげは、確かに普通の虎でない感じを醸しています。


③土方稲嶺《虎図》

🍓振り向く虎★ 江戸時代中期の振り向く虎の絵🐯
★ 土方稲嶺《虎図》(江戸時代中期・18世紀後半 摘水軒記念文化振興財団)を取り上げました。


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🐯解剖学的不正確さと毛描きの精緻さ★ 虎🐯の体の解剖学的な描写の正確さは微妙なところです。
★ 参照すべき資料に、あまりアクセスできなかった結果でしょうか。
★ しかしながら、毛の表現の精緻さが際立つ虎🐅の絵となっています。


④円山応挙《猛虎図》

🍓江戸時代の虎の絵🐯★ 続いては、円山応挙《猛虎図》(江戸時代・1782年 公益財団法人 摘水軒記念文化振興財団 府中市美術館 寄託)です。

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🍓実物の観察に基づく描写★ 応挙は、本物の毛皮を取り寄せて観察し、絵の制作に生かしていました。
★ 実物の研究成果を生かして描いた毛皮、縞やひげの自然主義的表現が際立つ作品です。


⑤長沢芦雪《虎図》

🍓水墨の虎★ こちらは長沢芦雪《虎図》(江戸時代・1786年 無量寺 串本応挙芦雪館)。

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🐯迫力いっぱいの描き方★ 長く伸びる、虎の体は、その大きさを強調されています。
★ 加えて、正面から迫る、顔は、迫力満点。
★ 襖いっぱいに、存在感のある虎を描いた障壁画です。

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