【動画】徹底解説!日本の美術史⑦「古墳時代の古墳と埴輪」


🍏古代の日本美術:古墳時代「徹底解説!日本の美術史」の動画シリーズ、第七回の今回は、古墳時代の古墳と埴輪を取り上げます。



🍏古墳と埴輪古墳時代の人々が造った、権力者を葬る墳墓である古墳と、その上に並べ、古墳の物理的・神秘的防護の機能が期待された埴輪について、youtube動画の中で詳しく説明します👇




🍏古墳と埴輪動画では、以下に示すような各種の埴輪が登場します👇



👆丸い筒の形をした円筒埴輪は、
古墳の周囲に、大量に立て並べ、
柵のように役立てられたと考えられます。


👆鎧兜の防具をかたどった埴輪は、
視覚的に、目にしてすぐそれとわかる、
古墳の守りとなる役割を果たす作品です。


👆武人の埴輪は、古墳を護衛するガードマン。
権力者の魂を、霊的に守護する役割を果たします。
左手で腰の鞘を抑え、右手で刀を抜き放つ瞬間を表し、
どんな邪な物の侵入をも阻むという、覚悟を示しています。


👆床の上に琴を横たえ、弦をつま弾く男性の埴輪。
演奏中のこの像は、周囲の空間を、楽の音により満たし、
儀式の執り行われる空間を、厳かに演出していたのでしょう。


👆埴輪には、人物だけでなく、動物もかたどられています。
特に、馬具で飾り立てられた馬は、権力者の富の証となり、
古墳時代には、社会的に、重要な意味を持つモチーフでした。


👆家の形をした埴輪も作られました。
このタイプの埴輪は、葬られた権力者の魂が宿る対象、
「形代」(かたしろ)の機能を果たしていたと考えられています。


👆こちらは蓋(きぬがさ)という道具です。
貴人が外出の際に、従者が差しかざした傘です。
埴輪に作られると、てっぺんに立飾りが付属します。
これにより、特別なぜいたく品らしい造形となっています。


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