【古代エジプトの動物像】《カバの小像》紀元前712年から前332年頃、メトロポリタン美術館 投稿者 美術史チャンネル 日付: 6月 07, 2021 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 《カバの小像》紀元前712年から前332年頃、霰石に彩色、8.2 x 3.2 x 4.3 cm、メトロポリタン美術館この投稿では古代エジプトで制作された《カバの小像》についてご紹介します。カバの小像● 霰石の立像古代エジプト で霰石を刻んで色をつけて作った、カバの小像です。樽の形をした胴体に、短い脚がついています。そして四角い台の上に四本脚で立っています。顔のパーツの表現● 入念な細部描写小さな像ながら、目鼻耳口の細部は詳しく彫られています。儀式における使用● エジプト外での人気白いカバは儀式に用いたようです。またサモス島のような、地中海の島に存在した聖域においても発見例があります。エジプトの白カバは外の国でも需要があって、エジプトから輸出されたようです。青いカバの像との違い● さまざまな宗教的用途白いカバと異なり、台の付属しない青いカバの像は墓所に収めました。青いカバ像と白いカバ像の扱いの違いは、エジプトのカバに関する宗教実践の多様さを示しています。関連投稿 コメント
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