【作品解説動画】《カバ(ウィリアム)》紀元前1961-紀元前1878年、メトロポリタン美術館

【作品解説動画】

《カバ(ウィリアム)》
紀元前1961-紀元前1878年
メトロポリタン美術館


メトロポリタン美術館が所蔵する、
エジプト美術の作品の解説動画を作成しました。


概要

古代エジプトのカバを象った像です。ただし、当時のナイル川に生息していたカバを表した作品ですが、体の色は鮮やかな青色で彩られています。そして顔から背中にかけての部分には、まるでいれずみを施しているかのように、蓮の花とつぼみの植物模様が濃い色の顔料で描かれています。

顔から背中にかけて描かれた花模様。

さらに見つかった時、このカバの4本の脚のうち、3本までもが折れていました。
そしてこの脚の破損は、人為的になされたものである可能性が指摘されています。
しかしこの部分的な破壊は、どのような理由に基づき行われたものなのでしょうか。

4本中3本が折れていたカバの脚。
失われた脚は現在は補われている。

動画内ではこれらの疑問に答えます。そして
体の色と模様、折れていた脚の意味について、
細部をひとつひとつ拡大しながら解説していきます。

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