作品解説動画🎦「メトロポリタン美術館」展🎨18世紀ヨーロッパ絵画―ヴァトー、フラゴナールからグルーズ、ヴィジェ・ル・ブランまで

18世紀ヨーロッパ絵画

🍊本投稿のテーマ☆ この投稿では、国立新美術館で開催の「メトロポリタン美術館」展の出品作のうち、18世紀ヨーロッパ絵画の作品解説動画🎦を、制作年代の順にご紹介します。
☆ 今回の展示では、18世紀の、いわゆる「ロココ」期から、新古典主義期に差し掛かる頃の絵画作品が、複数展示されています。

①ヴァトー🤡《メズタン》

🍇ポイント!☆ まずは、18世紀前半のフランスを代表する、「雅宴画」ジャンルの画家の作品です。
☆ 以下の動画🎦では、アントワーヌ・ヴァトーが1718-20年頃に描いた、演劇関連モチーフが特徴の《メズタン》について説明します👇

🍏ポイント!☆ 演劇の舞台に登場する役者を、得意のモチーフとして自分の作品にたびたび描いた画家・ヴァトーが、イタリア喜劇の登場人物を中心モチーフに取り上げました。
☆ どこか上の空の、放心しているような表情から、緑とピンクの、太い、あるいは細い縦じまが特徴的な衣装、そして、人物が手にする楽器の構造やディティールまで、詳しく克明に描いた作品となっています。

②シャルダン《シャボン玉》

🍷ポイント!☆ こちらの動画ではジャン=シメオン・シャルダン《シャボン玉》(1733–34年頃)について解説します。

🍎ポイント!☆ お得意の子供の遊びのモチーフを、「命のはかなさ」の寓意をほのめかしつつ描いた風俗画となっています。

③ブーシェ《ヴィーナスの化粧》

🍇ポイント!☆ 続いては、フランソワ・ブーシェ《ヴィーナスの化粧》 (1751年)の解説動画。

🍏ポイント!☆ フランス国王の愛人に与えられた城館の浴室を飾る、愛と美の女神ヴィーナスが身支度する姿を描く神話画となっています。

④グルーズ《割れた卵》

🍷ポイント!☆ こちらの解説動画は、ジャン=バティスト・グルーズ《割れた卵》(1756年)について説明しています。

🍎ポイント!☆ 17世紀オランダ絵画のテーマと、イタリアのファッション・インテリアを併せて表す、ハイブリッド的な造形を特徴とする風俗画となっています。

⑤グアルディ《サン・マルコ湾から望むヴェネツィア》

🍇ポイント!☆ こちらの動画では、フランチェスコ・グアルディ《サン・マルコ湾から望むヴェネツィア》(1765–75年頃)について解説します。

🍏ポイント!☆ 遠景の建物と近景の船の造形的コントラストが際立つ海洋都市の風景画となっています。

⑥フラゴナール《二人の姉妹》

🍷ポイント!☆ こちらの動画では、ジャン=オノレ・フラゴナール《二人の姉妹》(1769–70年頃)について解説します。

🍎ポイント!☆ 肖像画と子供の遊びの風俗画的テーマを組み合わせた、主題とモチーフの両面に関して創意工夫にあふれた作品となっています。

⑦ヴィジェ・ル・ブラン《ラ・シャトル伯爵夫人》

🍇ポイント!☆ こちらの動画では、エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン《ラ・シャトル伯爵夫人》(1789年)について解説します。

🍏ポイント!☆ 流行のファッションと、モデルの家の経済力や、伯爵夫人の知性を示唆するモチーフを描いた、サービス精神にあふれた肖像画となっています。



🍈バロック・ロココ期関連投稿☆ 「メトロポリタン美術館」展に出品された17・18世紀絵画の作品については、以下の投稿もご覧ください。

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