「中国の陶磁器」関連の投稿集です。唐代の白磁から、宋代の青磁まで、様々な釉(うわぐすり)の発色と器の形を見せる作品をご紹介しています。
《青磁輪花鉢》南宋、東京国立博物館 |
【作品解説動画・重要文化財】《白磁鳳首瓶》(中国・唐、7世紀)【東京国立博物館】
重要文化財《白磁鳳首瓶》をとりあげた解説動画です。この瓶は、中国は唐の時代、つまり紀元後7世紀に制作された磁器です。聖人君子の世に出ることを伝えるとされる瑞獣・鳳凰の頭部をかたどった蓋を載せている点が特徴です。
【作品解説】《青磁琮形花入》(南宋、東京国立博物館)と玉器「琮」
南宋の首都=現在の杭州の宮廷御用品を焼く官窯製の青磁花入です。円筒形に直方体を組み合わせた形状が特徴です。占いで使う算木に似るため「算木手」と日本で呼ばれた器種です。
【作品解説動画・重要文化財】《青磁輪花鉢》中国・南宋、12-13世紀、東京国立博物館
《青磁輪花鉢》は、中国の南宋時代、12-13世紀に官窯で制作されました。雨上がりの青空にもたとえられる澄んだ青を呈する釉薬の発色と、縁をへこませて作る花の形の口縁、表面に入るひび割れの装飾性が見どころです。
【作品解説】《青磁鳳凰耳瓶》龍泉窯、南宋-元・13世紀、東京国立博物館
不透明な淡い青色の青磁の花生けです。細い首から広がる口は円形を描き、首の左右に鳳凰形耳が付属します。日本では龍泉窯青磁の優品を「砧青磁」と呼び古くから愛好しました。
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